花手水のように楽しむ庭の紫陽花 ~季節の花を暮らしに取り入れる~

 

 

梅雨の季節になると、色とりどりの紫陽花が私たちの目を楽しませてくれます。

最近では、お寺や神社で「花手水(はなちょうず)」を見かける機会も増えました。

 

手水鉢に季節の花を浮かべた花手水は、とても華やかで美しく、訪れる人の心を和ませてくれます。

花手水は見た目の美しさだけでなく、季節の移ろいを感じたり、花を通して心を整えたりする日本ならではの素敵な文化でもあります。

 

我が家でも庭に咲いた紫陽花を摘み、水鉢にそっと浮かべてみました。

特別なアレンジをしたわけではありません。

ただ水に浮かべただけなのですが、水の音と紫陽花の彩りが加わることで、いつもの庭の景色が少し違って見えます。

 

この季節はどこでも綺麗な紫陽花が咲いてますね
生花で楽しむ☺️加工して楽しむ☺️

自然の美しさは、手をかけすぎなくても十分に楽しめるものだと改めて感じました。

紫陽花に込められた願い

 

 

紫陽花は昔からさまざまな言い伝えが残る花でもあります。

地域によって違いはありますが、

・魔除け
・厄除け
・健康祈願
・家内安全

などの願いを込めて飾られてきました。

特に6月に紫陽花を逆さに吊るす「紫陽花のおまじない」をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

玄関や軒先、地域によってはトイレなどに吊るし、健康や厄除けを願う風習が今も受け継がれています。

科学的な根拠があるというよりも、季節の花に願いを託しながら暮らしを大切にしてきた昔の人々の知恵や想いが込められているのでしょう。

紫陽花を長く楽しむコツ

 

 

紫陽花は少し水揚げが難しい花として知られています。

しかし、ちょっとした工夫で長く楽しむことができます。

茎を斜めにカットする

切り口を斜めにすることで水を吸う面積が広がり、水揚げが良くなります。

茎の中心にある白い部分を少し取り除く

紫陽花の茎の中心には柔らかい白い芯があります。

その部分を少し取り除くことで水の通りが良くなり、水揚げの助けになると言われています。

葉を減らす

葉が多いと水分が蒸発しやすくなります。

飾る際には葉を少し整理すると花が長持ちしやすくなります。

元気がなくなったら水に浸ける

花がしおれてきた場合は、花全体を水に30分から1時間ほど浸ける方法があります。

紫陽花は花びらのように見える部分からも水分を吸収するため、元気を取り戻すことがあります。

水はこまめに交換する

花器の水を清潔に保つことも長持ちの秘訣です。

特に暑い時期は毎日の水替えがおすすめです。

小さな器でも十分楽しめます

花手水のような大きな水鉢がなくても大丈夫です。

小さな器やガラスのボウル、お気に入りの器に水を入れ、紫陽花をそっと浮かべるだけでも素敵な季節の飾りになります。

玄関やリビング、テーブルの上、窓辺などに置くだけで、その場所が季節を感じられる空間へと変わります。

豪華なアレンジメントでなくても、季節の花を一輪取り入れるだけで心が和みます。

忙しい毎日の中で、ふと花が目に入る瞬間。

そんな小さな癒しの時間が、暮らしを豊かにしてくれるのかもしれません。

季節を楽しむ贅沢

 

 

私たちはつい特別なことを求めてしまいがちですが、実は身近なところにも季節を楽しむ方法はたくさんあります。

庭に咲いた花を飾る。

小さな器に浮かべる。

季節の花を眺めながらゆっくり過ごす。

それだけでも十分に贅沢な時間です。

紫陽花が美しく咲くこの季節。

皆さまもぜひ、お気に入りの器に紫陽花を浮かべて、季節ならではの彩りと癒しを楽しんでみてはいかがでしょうか。