冬至は、
1年でいちばん昼が短い日。
風水では、
「陰が極まり、ここから陽に転じる」
とされる、とても大切な節目です。
つまり冬至は、
運気の切り替わり地点。
ここで身体と空間を整えることは、
新しい年を迎える準備にも
つながっていきます。
昔から冬至に
ゆず湯に入る習慣があります。
風水的に見ると、
香りのあるもの、
丸い形の果実は
邪気を払うとされ、
気の巡りを良くすると言われています。
ゆずの香りで身体を温め、
一日の疲れを流すことは、
溜まった陰の気を
やさしく外へ出す行為。
また冬至に食べると良いとされる
かぼちゃ(なんきん)などの
「ん」がつく食べ物。
これも風水では、
運を呼び込む縁起物として
考えられています。
私は毎年、
冬至の日に
かぼちゃの煮付けを作ります。
「冬至にかぼちゃを食べて、
ゆず風呂に入ると
風邪をひかなくなるよ」
ばあちゃんから聞いた言葉。
本当かどうかは分からないけれど、
こうした言い伝えは、
親から子へ、
子から孫へと
自然に受け継がれていくもの。
風水も、
特別なことをするためのものではなく、
暮らしを少し丁寧にするための知恵。
花を一輪飾る。
季節の実を器に入れる。
香りで心と身体を整える。
それだけで
空間の気はやわらぎ、
心にも余白が生まれます。
冬至は、
お正月への
静かなスタート地点。

